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情報更新日: 2020年10月31日
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インドネシアの新型コロナ感染状況・死亡者数および街中の様子

6月からPSBBを順次緩和する方針が打ち出され、条件付きながらも企業活動や飲食業の再開など社会生活が復活し始めた。
政府はこの緩和措置を7月までとし、その後は「新常態」として新たな緩和策を実行して徐々に規制のハードルを下げる方向を打ち出していたが、PSBBの緩和措置後、首都ジャカルタではオフィスでの感染が9倍に増えたという報告も上がるほど感染に歯止めがかからない。
7月には感染者数が10万人を突破し、9月には1日の感染者数が3,800人を超え、9月24日には死亡者数も1万人を超えた。
感染拡大は、シンガポールとマレーシアでも先に発見されている感染力10倍と言われるコロナ変異株がインドネシアでも発見されていることが要因ではないかと推測される。

首都ジャカルタでは医療現場ひっ迫にあたり、再度の都市封鎖が行われることになった。
しかし、「経済活動の停滞、低迷」を理由にジョコ・ウィドド大統領からは一律の封鎖に対し反対意見が入っている。
世界4位の人口がいるインドネシアでは、人命か、経済かを選択する段階にいる。

国内の移動に関して、陸運、海運、空運、鉄道の公共交通機関の利用者を対象として、移動日の14日前までにPCR検査、または迅速抗体検査の陰性結果を示す証明書の提示を義務付けている。
ジョコ・ウィドド大統領は7月13日の閣議で現在1日2万件以下のコロナウイルスのPCR検査数を1日3万件以上に増やすよう関係部局に指示するとともに「社会的距離確保、手洗い励行、マスク着用」という基本的な感染防止策の励行を呼び掛けている。しかし、マスク非着用の罰則もその場で国歌斉唱、腕立て伏せ、国家五原則の復唱、棺桶に入って死者の気持ちを考えるなど迷走気味になっており、違反者も減少していない。
また、過酷な勤務実態や防護服の不足によりこれまでに医師100人以上が新型コロナウイルス感染により死亡するなど、医療崩壊の危機も迫っている。

9月より、宗教活動のできる限りの延期と開催時の人数制限やマスク着用、ソーシャルディスタンスの励行が指示されている。結婚式や葬儀もこれにあたる。

外国人観光客の受け入れに関しては、8月13日にインドネシアのルフット調整相(海事・投資担当)が、年内の受け入れを再開しない方針を明らかにしている。

多数の島国で構成されているインドネシアは、州知事が地域ごとのルールを設定している。

【バリ州】9月17日より強化
海外からの観光客の受け入れは延期。年内の再開予定はない。
外出時にマスクの着用を怠ると10万ルピア(800円弱)の罰金。
出勤率は最大25%まで。学習や礼拝は自宅で行う。
商業施設、公共施設、市場は人数制限を設置。

【ジャカルタ首都特別州】
アニス・ジャカルタ首都特別州知事は、「安全で健康的、生産的な社会」に向けた移行期間を継続すると発表し、9月まで延長を続けていたが、感染者数の拡大・医療現場のひっ迫状況を鑑み、9月14日より再度の「大規模社会制限(PSBB)」を実施することを発表。4月と同水準の規制に戻すことになる。現時点では10月11日まで。
教育は在宅学習、飲食店はテイクアウトや宅配サービスのみ、娯楽施設は臨時閉鎖、公共交通機関は運行時間および乗客数を制限することが先行して発表されている。

【東ジャワ州】
外出時のマスク着用。ソーシャルディスタンスの保持。
違反者には25万ルピアの罰金や、IDカードの一時的な取り上げ等罰則がある。
スラバヤ市に入域する際には滞在2日までにPCR検査の陰性証明書の提示が必要。所持していない場合は自費(125,000ルピア)で検査を受ける必要がある。
※スラバヤ市民の入域に対する検査は無料

【西ジャワ州】
5つの県・市(ボゴール県、ボゴール市、デポック市、ブカシ県およびブカシ市)でのPSBBの実施を9月29日まで延長すると決定。
デポック市とボゴール市では、商店や飲食店の営業が午後6時までに制限されている。

【南スラウェシ州】
公共の場所・施設にいる場合、高齢者や妊婦、5歳以下の幼児など感染リスクが高い人と一緒のときはマスクを着用する。ソーシャルディスタンス(1m)も必要。
南スラウェシ州を出入りする際の新型コロナウイルス検査証明書の提示義務を廃止し、マスク着用状況の確認を実施するとした規定に緩和。
飲食店や結婚式などの集会の場合も最大収容人数の50%に制限が必要。
違反した場合は、警告、もしくは公共施設の清掃、最大10万ルピアの罰金などが科せられる。(事業者の罰金は最大2,000万ルピア)

【バンテン州(タンゲラン県、タンゲラン市および南タンゲラン市)】
大規模社会制限の実施は同州の3つの県・市で10月20日まで延長。

【マルク州】
健康・安全で生産的な社会への移行期間とし、業種により閉鎖もしくは就業時間、収容人数等の制限等をかけている。現時点の予定は数度の延長を経て9月28日まで。
フットサル場、カフェバーは、収容人数の50%以下であれば、営業時間を制限した上での営業再開許可。

【西ヌサトゥンガラ州】
感染症の予防を励行し、感染者や疑いのある人を見つけたときは通報が必要。感染した場合は完治するまで治療する。
違反した場合は、行政罰:50万インドネシアルピアの罰金、刑事罰:6ヶ月の禁固または5,000万インドネシアルピアの罰金。

新型コロナウィルス感染者数
感染者数(累計)
410,088
新型コロナウィルス死亡者数
死亡者数(累計)
13,869

日次感染者数推移データ

※出典:ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)
最終更新日時: 2020年10月31日

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